- 家計簿は手書きやアプリなどいろいろな種類があるが、どれが使いやすいかわからない
- 家計簿をつけ始めても長く続かない
- ついつい家計簿をつけ忘れて、その結果いつも残高が合わない
こういった悩みに答えます
本記事では下記の3パターンの使い分けを解説していきます
- 家計簿アプリを使う ー 日々の収支を管理
- エクセルやスプレッドシート ー 毎月、年間の支出を管理
- 手書きの家計簿 ー 毎月、年間の支出を管理
- 家計簿のつけ忘れを防ぐうえで1.は必須
- 2と3はどちらかで可
この方法で家計簿をつけることで
- 家計簿の使い分けができるようになる
- 簡単に家計簿をつけられるので続けられる
- 家計簿のつけ忘れを無くすことができる
- 残高が合わないことがなくなる
これらのようなメリットがあります。
ちほにゃん自身も市販の家計簿をつけている間は、家計簿をよくつけ忘れていました。そのせいでいつも残高が合わず、家計簿をつけている意味がありませんでした。
家計簿の残高がいつも合わない…..
現在は家計簿アプリがほぼ自動で家計簿をつけてくれているので、つけ忘れることはありません。家計簿の入力がカンタンなので6年間継続して利用しています。
そのおかげで貯金、資産運用も順調です!
ただ家計簿をつけているだけではなく、自分自身がこの方法で家計簿をつけることで、家計管理がきちんとできていて、確実に貯金、資産運用が出来ています。
こういった私が、解説していきます。
家計簿のつけ方 おすすめ3パターン ~使い分ける方法をまとめました~
- 家計簿アプリを使う ー 日々の収支を管理
- エクセルやスプレッドシート ー 毎月、年間の支出を管理
- 手書きの家計簿 ー 毎月、年間の支出を管理
1.家計簿アプリを使う ー 日々の収支を管理
日々の収入・支出の入力は必ず家計簿アプリを使うことをおすすめします。
それにより家計簿の付け忘れを防ぐことができるからです。
理由として下記の4つがあります。
- 手書きの家計簿だと出先に持ち歩いて家計簿をつけるのは手間
- 自宅においてある場合は家計簿のつけ忘れの原因になる
- スマホで簡単に家計簿をつけられる
- 自動で月単位、年単位の収入、支出を集計してくれる
そもそも、手書きの家計簿を持ち歩かないですよね。
それに伴って、家に帰って後で記入しようとすると、ついつい家計簿のつけ忘れや残高が合わなくなる原因にもなります。
一方、スマホなら常に携帯しているので忘れないうちに入力できます。さらに自動で1カ月や1年分の収支を集計してくれるので、後ほど紹介する「2.エクセルやスプレッドシート ー 毎月、年間の支出を管理」「3.手書きの家計簿 ー 毎月、年間の支出を管理」の際にとても便利です。
家計簿アプリの入力ですら忘れてしまう…..
そんな人にはキャッシュレス決済がおすすめです。
理由は下記のとおりです。
- よく使うクレジットカードや銀行口座などを家計簿アプリと連携することで、家計簿に自動入力される
- 現金を使わないので残高が合わないこともない
- キャッシュレス決済はポイントがたまる
- よく使うクレジットカードやデビットカード、銀行口座などを家計簿アプリと連携することで、これらで支払った際、家計簿に自動入力される
よく使うクレジットカードや銀行口座などを家計簿アプリと連携することで、家計簿に自動入力される
家計簿アプリと連携したクレジットカードなどの支払いは自動で家計簿に入力されます。なので食費や日用品など、費目を分類するだけでOKです。
クレジットカードの引き落とし先の口座を家計簿アプリと連携することで、クレジットカードの引き落としも自動で家計簿に入力されます。口座の残高も常に見れるようになるので、わざわざATMに行って通帳を記帳したり、残高を確認する必要がなくなります。
現金を使わないので残高が合わないこともない
そもそも現金を使わないので、財布の残高が変わることはありません。クレジットカード、銀行の口座は自動で集計されるので、口座残高は自動で更新されます。そのため残高が合わないというようなことはなくなります。
キャッシュレス決済はポイントが貯まる
キャッシュレス決済は現金と違い、ポイントが貯まります。
クレジットカードの種類にもよりますがポイント還元率は0.5〜1.5%が多く、毎月30万円の生活費をすべてキャッシュレス決済、ポイント還元1%だった場合、毎月3000円分のポイントがたまります。年間にすると36000円にもなり、36000円もあれば家族で日帰り旅行くらいはできそうですね。
カードの種類によってはそれ以上の還元率もあります。
例えばガソリンスタンドのカードでガソリンを入れればポイント還元2%や、良く買い物をする店やサイトのカードでその提携先で買い物をした場合はポイント還元率が上がったりします。
現金しか使えない店はどうするの?
という声も聞こえてきそうですが、ちほにゃんは事前にキャッシュレス決済が可能かどうか調べてからその店に行くようにしています。そうすることで現金を持ち歩く手間がなくなるからです。極力現金を使用しないようにして、残高が合わなくなるストレスを極力なくしています。
それでも私自身、田舎に住んでいるので公共料金などどうしてもキャッシュレス決済ができないものがあります。その場合は仕方なく現金で支払い、その場で家計簿アプリに入力するようにしています。
小銭はすぐにお店においてある募金箱に入れてしまうか、子どもの貯金箱あるいは口座に入れてしまいます。小銭は貯まると重いし、家計簿をつける際にいちいち数えるのが面倒だからです。
2.エクセルやスプレッドシート ー 毎月、年間の収支を管理
エクセルやスプレッドシートは月、年単位の収支を集計するのに最適です。
理由は下記の3つです
- 月単位・年単位の収支を振り返ることができる
- 月に一回記入するだけなので手間もそんなにかからずに家計管理ができる
- 家計簿アプリでは出来ない仕分けができる
- 年単位の予算を立てやすくなる
- 月単位、年単位の収支を振り返ることができる
月単位・年単位の収支を振り返ることができる
家計簿アプリで家計簿をつけるにあたって度々ありがちなのが、家計簿のつけっぱなしです。
アプリで口座やクレカを連携し、キャッシュレス決済をメインにした場合、収入や支出は自動で集計されます。そのため家計簿のつけ忘れはなくなりますが、つけっぱなしの問題が起きます。
そこでエクセルで月に1度、1カ月の収支を入力することで自分が何にお金を使ったのか、どんな臨時収入が発生したのかを振り返ることができます。そうすることでどれくらい無駄遣いをしてしまったかや、児童手当や国や自治体からの補助金などの臨時収入を把握することができます。
月に一回記入するだけなので手間もそんなにかからずに家計管理ができる
エクセルやスプレッドシートへの入力は月に1度、1か月分の収支を家計簿アプリを参考に入力するだけなので、それほどの手間ではありません。
予算を作った場合は予算と照らし合わせて、きちんと予算内で生活できたかを確認できます。
家計簿アプリでは出来ない仕分けができる
家計簿アプリでは家賃、光熱費、食費、日用品費など色々な費目に分けることができます。しかし固定費や変動費など大きな項目の仕分けは出来ないことがあります。出来たとしても家計簿を付ける手間が増え、長続きしなくなるきっかけにもなりかねません。
ですが、エクセルやスプレッドシートで月に1度、1か月分だけ入力することで大きな仕分けが可能になります。
ちほにゃんは家計簿アプリで仕分けた費目をさらに
- 毎月の固定費
- 年払いの固定費
- 変動費
- 特別費
の4種類に分けています。
そうすることで固定費が明確になるので、変動費や特別費の予算が立てやすくなります。
予算を立てやすくなる
エクセルやスプレッドシートで記入することで年単位の予算を立てやすくなります。
家具家電を買い替える際や、車検、年払いの固定費(火災保険や自動車保険など)など、1カ月の収支が必ずマイナスになってしまうような月もあります。そんな時、エクセルやスプレッドシートで管理することで年間の予算に収まっているかが把握できます。
またそうすることで、その年は予算を超えてしまったとしても毎年の収支を把握することで、次年度の予算を作る際の参考になります。
そのため、エクセルやスプレッドシートで記入することで年単位の予算を立てやすくなります。
3.手書きの家計簿 ー 毎月、年間の支出を管理
スマホのみを持っていてパソコンを持っていない人やエクセルやスプレッドシートの作り方が全く分からない人は手書きの家計簿も候補になります。
エクセルやスプレッドシートはパソコンであれば簡単に作ることができますが、スマホだけでの作成は相当手間がかかり、ほぼ出来ないといっても過言ではないからです。
ちなみに毎月、年間の収支を把握するのであれば、本屋さんで販売されている家計簿ではなく、通常のノートで十分です。
市販の家計簿を購入してしまうと既に費目が書いてあったりしますが、通常のノートであれば、線を自分で引くなどの手間はかかりますが、費目や大きな項目の仕分け、予算との比較などを自分好みにデザインできるのでオススメです。
まとめ
- 日々の収支は家計簿アプリで管理
-
・キャッシュレス決済をメインに現金は極力使わない
・現金を使ったらすぐに入力
- 毎月・年間の収支はエクセル、スプレッドシート、手書きの家計簿のいずれかで管理
-
・パソコンを持っている人はエクセルまたはスプレッドシート
・パソコンを持っていない人は手書きの家計簿
この方法で家計簿をつけることで
- 家計簿の使い分けができるようになる
- 簡単に家計簿をつけられるので続けられる
- 家計簿のつけ忘れを無くすことができる
- 家計簿のつけ忘れを無くすことができる
以上のようなメリットがあります。
これを実践することで、次のステップ「予算を立てる」ができるようになりますので、是非試してみてください。